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「ジョージ・マーチン、さようなら。そしてありがとう!」

Photo ジョージ・マーティン(Sir George Henry Martin)が、3月8日に90年の人生を終えたとニュースが伝えました。
 彼は間違いなく、ビートルズと共に世界のポップス界に大きな変革と進展をもたらした人物ですね。ビートルズ音楽の生みの親的存在です。荒々しく粗野だった彼らの”サウンド”を、洗練されたエネルギッシュで、しかもスマートな”音楽”に仕立てた功績は、Sirの称号と共に広く認められるところです。ジョンやポールの”偽アメリカン・ロックンロール”を、クラシック音楽のセンスを活かして”ブリティッシュ・サウンド”に作り替えたことが、ビートルズの音楽を普遍的なものにしました。ロックにストリングスを組み合わせて作り出したマーティン・サウンドとも言うべきアレンジは、ジョンやポールの才能を見事に膨らませてくれました。間違いなく4人の音楽性も、急激に広く深く成熟したことでしょう。時には衝突することもありましたが、ジョージ・マーチンのアドバイスは、砂に水が吸い込むごとく、4人には”音楽”のエキスが注がれていったことでしょう。”5人目のビートルズ”と評されていますが、私には4人が歩いて行く夜道を照らすライトの役割があっただろうと思います。恐らく、彼ら4人とジョージ・マーチンは、お互いを補完し合いながら音楽の森を突き進んだ開拓者だったのですよ。やがてジョン、ポールという両輪に、ジョージ・ハリソンが独自の音楽を提示し始めました。ジョージ・ハリソンは、ジョン、ポール、マーチンの音楽作りをじっと観察していたのでしょうね。そして、そのノウ・ハウを手中に収めたとき、ジョージ・ハリソンの個性が開花しました。
 私にとって、ビートルズの音楽は、思い起こすというような面倒な作業を必要ともせずに頭に浮かんできます。ジョン、ポール、ジョージ、リンゴが作り出す音の向こうに、ピアノの椅子に座り、腕を組んで聞き入っているジョージ・マーティンの姿があるように思えます。
 私の人生の中には、ビートルズとジョージ・マーチンが常に顔を出していました。フッと思い出す、映画「A Hard Day's Night」の挿入歌「リンゴのテーマ」が、気分の如何に関わらず頭の中で鳴っています。ありがとう、ジョージ・マーチン!あなたの素敵な音楽をこれからも大切に聴いていきますね。


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