« 「”なごみ”3月度の歌声喫茶:大盛況!」 | トップページ | 「えっ?ナイロン弦が切れた・・・!」 »

「LPレコード鑑賞は懐古趣味?」

Cimg0004 最近、音楽媒体としてLPレコードが見直されつつあるようです。不思議なものです。デジタル化が時代の流れかと思っていたら、レトロな技術のレコードを聞く人達が相変わらずいるのですね。また、「真空管アンプ」も高価ですがちゃんと販売されています。これって単なる懐古趣味なのでしょうか?
 かく言う私も、ブログがストップしている原因がLPレコードの鑑賞なのです。クラシックのJ.S.BachやW.A.Mozartのレコード全集をデジタル化していた私ですが、ここの処ちょっと小休止。レコードに針を落として、スクラッチ・ノイズとともに聴く豊かな響きの方が素敵な気分にさせてくれるような気がしてきました。
 通常、部屋で鑑賞する音量レベルではスクラッチ・ノイズは気になりません。オープンリール・テープの時代もそうでしたが、家庭で大音量で聴くことってほとんどありませんが、短時間に限って音量を上げて聴くとテープのヒスノイズが耳につきます。カセット・テープに替えて、ドルビーなどでノイズを低減すると”音質”が変わるので、結局はカセット・テープで聴くことはなくなり、面倒でもレコード盤で聴いていたことを思い出します。Cimg0009

 私たちは、普通気にしませんが、相当量の低雑音の環境の中で生活しています。今、部屋の中ですが、台所の冷蔵庫からの低いモーター音、換気扇の音、リビングの空気清浄機のモーター音、外からは遠く列車や車の音、また、自然が発する風の音や鳥の鳴き声などが届いています。(そう言えば、数日前からキツツキが木を突っついている音が遠くから聞こえてくるんですよ。一生懸命に虫を探しているんですね)。それらを脳が、必要な音だけをフィルターを通すようにチョイスして「聴く」という反応が生じています。聴覚が不自由になってきた人が補聴器を使いますが、慣れるまではすごく聞きづらいといいますね。それは外部の音がすべて脳に届けられてしまうからです。恐らく、CDで聞く音というのは、環境雑音の混じっていない音で、結果として無響室にいるような不自然さを感じてしまうのでないでしょうか?CDやデジタル・アンプでのデジタル再生音を”冷たい音”と感じてしまうのは、雑音がカットされたために”人工的な音”と判断するからかも知れませんね。
 原理的に、真空管はフィラメントを温めて使うので”ホワイト・ノイズ(熱雑音)”がついて回ります。図体が大きいので配線が長くなり、電気や磁気の干渉を受けやすく、雑音を拾いやすくなります。また、自作アンプでは、天敵の”ハム音”対策に神経を使いましたね。でも、結果的にそれらの”音”を含めて”音楽”として聴いているのかも知れません。ふと、そんなことをいろいろ思い出したり、考えたりしながらLPレコードを聴いています。
 ネットの中でこんな表現を使っている方がいました。

「昔、LPは高価で数多く買えなかったけれど、今はオークションなどで安価で手に入るのでレコードを楽しむ機会が増えました。」

 そうですね。LP1枚が3000円程度しましたからね。
 中古のレコードは、外のビニール・カバーがぼろぼろになってることが殆どですが、ちゃんとカバーも売っていますよ。カバーが新しくなれば嬉しい気分にもなりますね。
 掲載写真は、懐かしい「Tulip」のLPをオークションで買ったものです。「The Love Map Shop」や「The 10th Odyssey」「2222年ピクニック」などを聴いていて、その完成度の高さには改めて驚きました!

« 「”なごみ”3月度の歌声喫茶:大盛況!」 | トップページ | 「えっ?ナイロン弦が切れた・・・!」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/150630/59321358

この記事へのトラックバック一覧です: 「LPレコード鑑賞は懐古趣味?」:

« 「”なごみ”3月度の歌声喫茶:大盛況!」 | トップページ | 「えっ?ナイロン弦が切れた・・・!」 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ