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「レコードのデジタル化を楽しむ」

018  耳コピとライブを減らした時間的余裕から、やっとレコ017ードのデジタル化に本格的に取り組むことが出来ました。
 現在、手元に残したレコードだけでも30 0枚は越えるでしょう。「バッハ全集」と「モーツァルト全集」「フルトヴェングラー全集」です。かつて、保管場所がなくて友人に預けていたので傷みが出ていますが、時代を考えれば致し方ありませんね(涙)。レコードの至る所にカビがつき、まともに聴020くことができません。さあて、これをどうしたものかと思案しつつ試行錯誤で取りかかってみました。

★作業1…レコ-ドのカビ取り 023_2
 頻繁に手が触れたレコードほどカビがついています。それを、水で濡らしたガーゼに「カビキラー」をしみ込ませて丁寧に拭きます。塩素がきついですから、皮膚の敏感な方はビニール手袋などをした方が無難かも知れません。ラベルは漂白されてしまいますから出来るだけ触れないようにします。昔は中性洗剤で洗ったものです。
 その後、ラベ021ルに水がかからないように流水で塩素分と共に汚れやゴミを洗い流します。すると、おおむね綺麗にカビや汚れがとれます。右の写真で比較して下さい。
 次に水気を拭き取り、ドライヤーで乾かします。熱しすぎないように注意 が必要です。
 これらの作業は面倒ですが、音に影響しますから復元される音を楽しみにしつつ手を抜かずに行います。

★作業2…レコードの音をPCに取り込む
 レコード・プレイヤーは、デジタル化が目的ですから安いものにしました。というより、年金生活者は何十万円もする高級品には手が出ません(ため息)!
 今回使用022したのはオーディオテクニカ製のAT-PL300です。これはUSB端子を使って直接PCに入力できる機種です。ただし、添付のソフト「Audio Creator LE」は評判が芳しくありません。しかし、他のソフトやオーディオキャプチャーを調べても相性などがある ようで”これっ!”というのは手探りで見つけるしかないようですから、取りあえず使ってみました。
 なるほど!世評通りに癖がありますね。ある人は「まったく使い物にならない!」と切り捨てていましたが、なるほど自分のPCに合うようにチューンアップしないと使えませんね。
 録音時に、USBをつなぐとオーディオデバイスが自動的に設定されるのですが、その通りだとモニターの音を聞くことができません。スピーカーのデバイスを変更する必要があります。変更すれば遅延しながらもPCからモニター音を聞くことができます。録音は、LPの片面を連続してデータ化できました。例えば、有名なシャコンヌの入っているJ.S.Bach 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番BWV1004の27分26秒の録音がハングアップせずに取り込めました。データは一旦そのままの状態で保存します。形式は「Audio Creator LE」専用の拡張子pacのファイルです。
 蛇足ですが、プレーヤーにはUSB端子とは別に、アンプに接続するためのピンジャック・コードが付いています。最初に録音を試した時には、机の上にPCとプレーヤーを並べて置き、USBから録音をしたのですが、その際に低い雑音(ハム音よりさらに低い)を拾っていることに気付きました。原因は宙ぶらりんで放置していたピンジャックのコードからのようでした。それで、現在はピンジャックはアンプに接続し、モニター音の代わりにステレオアンプの音を聞きながら作業をしています。このコードは取り外しができません。

★作業3…取り込んだデータの編集⑴
 さて、これからがもっと神経を使う作業です。まず、取り込んだ大きなデータを細かく分割します。データをソフト専用の拡張子pacで開き、曲名を付けながらWAV形式で分割保存025 します。当然、再生しながら曲の切れ目を探しますが、波形の図を確かめながら聴いていると頻繁にdropoutするのです038。バッファ数などの設定を変えても同じですね。それでもスペースキーをたたけば続けてくれます。しかし、波形を拡大し(短い 時間幅での編集)、カーソルを動かそうとしたり、何かのアクションをするとhung upします。どうやらバックアップなどの安全処理をしているようで30秒ほど待つと復旧します。これがイライラの原因になります。「クソ、ソフト!」 と評される一因でしょう。
 それでも辛抱して分割を終えました。後は1曲毎に雑音などの除去作業をします。曲のつなぎ目ではフェードイン、フェードアウトを使いました。無音を挿入できますが、逆に違和感があります。レコード再生には必ず「スクラッチノイズ」が入ります。それが突然全く聞こえなくなるからその部分だけが異常に聞こえるのですね。”レコードらしさ”が残ったままでいいんじゃないですか?ちなみに、オレンジ色の波形はデータ収録中で、ブルーの方はデータファイルを読み込んで編集をする状態を表しています。

★作業4…取034り込んだデータの編集⑵
 次の作業は、最も面倒な「ノイズ除去」です。レコードは再生時に種々の原因で「プチプチ、パチパチ、プツン」などの音を発します。これを総称して「スクラッチノイズ」といいます。物理的に、固い針が高速で溝をこすりながら移動するのですから、ノイズが発生するのは必然ですね。溝の無音部分ですら音を発します。これがレコード音ですから(笑)。
 ノイズ除去には、それなりのソフトがあるようですが、うまく除去できないとか音質が変わるとか書かれています。フリー・ソフトででもいずれ試そうとは思いますが、今回は必要最低限度に押さえます。方法は、最も原始的なものでノイズ波形を見つけ出して消去しました。100分の1秒や1000分の1秒くらい縮んでも、人間の耳は聴感的には気付きません。しかし・・・・まあ、見つけるのが大変ですね。それでも気になる程度のノイズは随分と消せましたよ。失敗しても「元に戻す」操作で何度でも試行できます。でも大きな音のノイズには困りました。消せません!下手をすると波形のつなぎ目で別の音が発生します。また、広い範囲で波形を消すとさすがに音の長さが短くなったことが分かります。
 ほとんどは軽減したり消滅したのですが、1つ消えないのがありました。そこで念のためにレコードをルーペで調べたのですが、傷も何も見当たりません。それで直接レコードの再生音を聴いてみました。するとノイズは聞こえません。恐らくは綿埃があったのでしょうね。再度、PCに取り込むと・・・無事、消えていました!何とも繊細な作業です。でもまあ、それにしても時間のかかる面倒な作業ですこと!
 じゃあデジタル化を止めるか?いえいえ、そんな苦労があってもその苦労の何倍もの美しい音楽が蘇るのですから嬉しいことですよ。しかし、まあ、目が疲れます!

追記:そういえば、この作業の途中でPCが立ち上がらなくなって修理に出しました。無事にデータだけ回収してもらいましたが、修理代が16000円もかかってしまいました。イターッ!結局、このPCはWindows Vistaで、私の作業用に特化することにしました。

「”なごみ”5月度の歌声喫茶」

5_016  今日14日は生憎の空模様となりました。今日は町お5_012こしセンター”なごみ”での5月度の歌声喫茶の日です。4月度の歌声喫茶の日か ら、楽器を手にすることもなく他の事柄に熱中していたので(他の事については近日中にブログに書きます)、随分久し振りの催しのような気がします。
 第1回目の歌声喫茶は2012年9月19日でした。手探りで始めた催しも1年と8ヶ月が過ぎたことになりま す。マンネリ化すると思いきや、”久し振り感”があるからか結構新鮮な気分でやれますね。
 今回の歌声喫茶の話題は、健康診断での”基準値5_022変更”をテーマにしました。大体、お客さんは同じ年代の方々ですから、健康については 関心が深いですね。先月は5_001”終活”がテーマです。歌ばかりでなく、話のネタを考えるのも楽しみのひとつなんです。
 今回は、元慶應義塾大学病院の医師、近藤誠さんが書かれた「医者に殺されない47の心得」という2012年に出版された本を参考に話をしました。医療現場の裏話、持論と現代医療、特にガン治療への批判は以前から注目していたものです。彼の意見が元になった訳ではないでしょうが、厚生労働省が血圧や血糖値などの基準値を変更することが報じられましたね。厚労省と医師会、さらには製薬会社の三者の間の綱引きが、相変わらず続いている証拠でしょうね。利権がらみの醜い争いが目に見えるようです。結局、健康の基準値も”お金”次第でころころ変わるってことですね。
 雨の中、津屋崎園からデイ・ケアのお年寄りがバスでおいでになりました。少しでも楽しんでいただければ嬉しいですね。
 今日もお相手は上野君です。なんと、ボブ・ディランの日本公演を見てきたとか!よくそんな暇とお金があるなあ~と妙に感心した次第です。

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